順位をつけるとしたら誰が一番好きですか?

みなさん、こんばんは☆

今日は医療関係の職場に勤務する友人から面白いお話を聞かせてもらった件について書いていこうかと思います。
これから書く物語は少し長いので、ちょっとだけ辛抱して最後まで読んでくださいね(^^;。

norimono_yacht
ある大型ヨット2艇が突然の暴風雨にみまわれ、無人島に避難をしました。
1艇には若い女性とその婚約者、もう片方のヨットには老人とヨットマンが乗っていました。

夜になり暴風雨がおさまると、婚約者は高熱にうなされ意識不明になってしまいました。
若い女性は色々と手を尽くして彼を看病したが、いっこうに容態は回復しません。

ヨットの操縦ができない彼女は、どうにかして彼を助けたいと思い、ヨットマンに医者のいる島まで今すぐ連れていってほしいと頼みました。
するとヨットマンは、「ここから医者のいる島まではどう考えても5時間はかかる。夜の航海は危険で命がけとなる」と言ってしばらく考えてましたが、「今あなたを抱かしてくれたら船を出しましょう」と言い出しました。

思いもよらない提案に困った彼女は、どうしたらいいのか?と老人に相談したところ、「今のあなたにとって何が悪いのか、私には答えることができません。あなた自身の心に問いかけ、自分で決めるのがいいでしょう」と答えるのみでした。
彼女は悩んだ末に、ヨットマンの提案に従いました。

夜が明ける頃、ヨットは無事に医者のいる島につき、フィアンセは手当てを受けることができました。そして懸命な看護により、フィアンセは目を覚ましました。
若い女性は悩んだ結果、事の成り行きを正直にフィアンセに全て打ち明けました。
しかしそれを聞いたフィアンセは激怒し、「何てことをしたんだ!絶交だ!」と言って彼女を部屋から追い出したのです。

呆然とし、悲しみに浸りながら浜辺に座っていた彼女のもとへ、医者が「どうしたのですか?」と聞いてきました。
彼女が事情を話すと、「私には君の気持ちがとてもわかります。彼には私から、君のことをよく話しておきましょう。きっと病気が治って良くなれば、彼も理解してくれるでしょう。それまでの間は、私があなたのお世話をしてあげましょう」と言って、彼女の肩に手を置きました。

このお話に登場する5名の人物達に、好きな順に順位をつけていって下さい。

若い女性、フィアンセ、老人、ヨットマン、医者。

各人物の背景などは、ご想像にお任せします。

ちなみに私の答えですが下記の通りとなりました。

1.若い女性
2.医者
3.老人
4.フィアンセ
5.ヨットマン

もしかしたら、大抵の女性達と答えが同じになるかもしれません、特にヨットマンとフィアンセの順番(^^;。
しかし、男性の答えとなるとまた異なるのです!そして、医者と老人もとらえ方次第で順位が変わってくるところが実に面白いです(下心がある、人のことだから自分は決断をさけるなど)。

さて、なぜこの物語をしたかといいますと、医療関係の職場に勤務する友人曰く、このワークの結果で人それぞれ好きな人嫌いな人の答えが異なるということは、患者さんに普段している行為が果たして本当にその人にとって望ましいことなのか?良かれと思ってやってあげていることが、実は患者に苦痛を与えているかもしれない、なぜなら人それぞれ価値観が違うから、ということを学ぶというのが目的だったそうです。難しいですよね(^^;。これは医療の現場のみならず、日常生活のあらゆる状況でも言えますね。

みなさんも周りの方のもののとらえ方、感じ方を少しでも知りたい!と思ったら是非試してみていろんな意見を聞いてみてくださいね!

投稿者: なおん

コスメ大好き、スピリチュアル大好き、勉強嫌いだけどテキスト・問題集購入大好き(笑)。何でも比較することが好きです。一度だけではなく時期をあけて再トライし、新たな発見をすることも得意です!